こんにちは!
「やりたいことを見つける専門コーチ」よっちゃんです。
皆さんどんな週末でしたか?
私はこの週末に、コボ(息子3歳)とこんなやり取りがありました☺️
「痛いの痛いのとんでけ」について考える
先日、コボ(息子3歳)が家で遊んでる途中で、おもちゃに指をぶつけてしまいました。
「いたい!」
と言ったので、キッチンに居た私は慌てて様子を見に行きました。
ケガは少し赤くなっているくらいで、放っておいても大丈夫な感じ。
コボの気分を上げてあげようかなと思って、私は
「いたいのいたいの、とんでけ!」
…ってやりそうになったんです。
でも、その瞬間に疑問が湧いてきて、やめました。
そして、コボに私の疑問をぶつけてみました。
コボとの「痛いの痛いのとんでけ」会議
私「ねえ、いたいのとんでけ!ってしたらさ、痛いのはどこに飛んでっちゃうのかな?」
コ「お空じゃない?」
私「そっか、そしたらお空さん痛くなっちゃうのかわいそうだよね」
コ「そうだね。そしたら、雪の下に飛ばしたらいいんじゃない?」
私「そっか、雪の下ね。でもさ、雪の下の地球さんが痛くなっちゃったらかわいそうだよね」
コ「うんそうだね」
私「そしたらこの痛いのはさ、どうしたらいいかなぁ…?」
コ「ん〜、なでなでしてあげたらいいんじゃない?」
私「それいいね!なでなでしてあげよう!どこかに飛ばさなくてもいいね!」
こんな会話をして、我が家の「痛いのどうする問題」は解決しました。
「痛いの痛いのとんでけ」について考えたキッカケ
特に「痛いの痛いの飛んでけ」を否定するつもりはありません。
特定のどこかに飛ばそうと意図してやっているわけではないだろうし、
「痛いの痛いの飛んでけ」に助けられたお母さんお父さん、保育士、子どもたちもたくさん居ると思います。
私も幼稚園教諭時代やってましたし、「痛いの痛いの食べちゃった!」とかアレンジもできちゃうので、ユーモアを持って子どもの痛いのをなくすのに助かってました。
ただ、なんで今回私が痛いのを飛ばすことに疑問を持ったかというと、
「自分の心の痛みが、他人を傷つける武器になってしまうことがある」
について、ちょうど考えていたからです。
八つ当たりとか、言葉の暴力、人を傷つけてしまう行為って、
その人の心の奥底にある痛みから出る行為だったりします。
痛みがあることに本人は気付いていない、もしくは気付いていても癒し方がわからないことが多いです。
私は自分自身に「無価値観がある」という痛みを抱えていました。
なので、他者からの何気ない一言で「バカにされた」と感じたり、「存在否定された」と感じて、被害者的になってしまうことが過去にありました。
そして、ちょっと強く言い返してしまったり…。
相手は、私を傷つけるつもりなんてなかったと思うんですけどね。
こんな風に、自分の心の奥底にある「痛み」は、他者への攻撃になって出てしまうことがあります。
これがなんか、ふとやろうとした「痛いの痛いのとんでけ」と重なってしまって、今回、コボとこんな会話になりました。
「自分の痛みをどこかに飛ばして、何か解決するんだろうか?」と感じ、
「自分の痛みに気付いて癒していくことが先決だよなぁ」と思ったので、
コボとの結論で出た「なでなでしたらいいんじゃない?」は、めちゃくちゃいい答えだなと思ったんです。
思いやりは、自己理解から始まる。
人は誰でも、大小さまざまあれど、心の奥底に「痛み」を抱えています。
その痛みを避けようとしたり、その痛みから自分を守ろうとして生きています。
私も自分の「無価値観」という痛みを感じるのが嫌なので、
なかなか「本当にやりたいこと」に向き合えない時期がありました。
挑戦して出来なかったらどうしよう…
無価値な自分を晒すだけだ…
出来ない自分を見て傷つきたくない…
本当は、
「もっと自分の未来にワクワクしたい!」
「もっと自分の生活を自分の理想に近づけたい!」
そんな風に思っているのに、「痛み」が邪魔をして動けませんでした。
そしてさらに、
「自分が頑張っていないからダメなんだ」
と自分を責めていました。
「痛み」に追い討ちをかけるように、自分にもっと厳しくしていた。
これじゃあ、「痛み」が癒えるわけもなく。
当時の私がまずやらなきゃいけなかったことは、自分で自分を「なでなで」すること。
自分がどんな痛みを持っているのか?に気付いて、「大丈夫だよ」って声をかけてあげること。
それに気付き、自分の心に向き合い続けて、
「なでなで」で痛みを癒していくことで
私は「本当にやりたいこと」に進むことができるようになりました。
そしてこの「痛みを癒して、心が本当に望む方向へ進む」というプロセスは、
世界中の人が幸せに生きていくために必要なことだと思っています。
世界規模で見たら、私のできることは微力だけど、それでも、今私にできることをやっていく。
「やりたいことをして、自分らしく生きる人を増やす」
微力でも無力でも、私のこの使命をやり通そう。
そんなことを考えていたこの週末。
何だか決意表明のようなブログになってしまいましたが、私が今お伝え出来ることは、
「自分で自分の心に向き合うことから。そこから全ては始まります。」
ということ。
あなたがやりたいことをして生きることで、幸せに生きる人を増やすことができます。
あなたが幸せに生きることで、幸せに生きる人を増やすことができます。
他者理解は、自己理解から始まります。
思いやりは、自己理解から始まります。
私にお手伝いできることがあれば、ぜひお声がけください。